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緑の館絵画を楽しむ会 羅針盤

多くの人に見て頂くのは大切な事ではありますが、それ以上に、絵画を見て楽しむ事から、絵画を心から好きになって頂きたいのです。そして、その事から、心に余裕が生まれ、生きる喜びを共有したいのです。

人々が平和で、争い事を嫌い、心の安定を取り戻して絵画を観て楽しんで欲しいのです。小さい流れが大きな流れに変わり、時の流れと共に最後は、自然の流れに飲み込まれてしまうのです。

自然から生まれ自然に飲み込まれ死んでいくその時まで生きていくしか人間としての生きる道はないのです。

絵画を描いた物故作家は、既にこの世には存在しないのに、今そこに、描いた絵画は、画家の分身として現存しているのです。

東日本大震災で、親を失った子供、子供を失った親、兄弟を失った子供、友人を失った人、家族の全てを失い一人になってしまった人、そして、大切な自分を見失った人の心に、大自然は、無常さを突き付けました。

自然なくして、一時も生きてはいけません。この自然に、向き合って描ききる人間の心に救いを見出すことが、もし、出来たなら、自然と共存できるパワーを呼び戻すことができます。

悲しくも、自然の脅威と向き合っていくしか生きる道はないのです。絵画を見ている内に、自分も自然を描きたくなり、実際に、絵筆を持ち作家としての道を歩む人が出てくるかもしれません。

また、絵画鑑賞の楽しさに目覚める人が出てくるかもしれません。何気なく眺めていると、そっと、風のように、囁いてくれる人に気づきます。それは、紛れもなく自分そのものです。

自分の心が見えてきます。自分が自分を批評しているように、見えない自分の心が見えてきます。どう見えるかは、自分にしか分かりません。このことが絵画を楽しみながら唯一の自分を発見していく喜びに発展していくのです。

自分の目で、見て感じるものと、写真を見ただけで感じるものは全く違います。


絵画を楽しむとは、自分の目で見て感じ入り心が喜ぶことから生まれます。その事から、深く観る人は、作者の心をくみ取り、その作品が好きになるのです。

絵画を楽しむ会では、他人の思考と自分の思考をどちらも、大切にします。

一枚の絵画を見て、貴方は、どの様に見て感じたかを匿名で、絵画鑑賞記録帳に残して頂くことをお勧めします。人によっては、感じ方が違うことを気づいて頂き比較することで、楽しんで頂きたいのです。

絵画鑑賞は、会員・非会員の区別はありません。お気軽に鑑賞してください。
一人一人が、違って感じるから楽しいのです。

ぜひ、共に生きて、生かされている喜びを分かち合いましよう。
感動を今に伝える絵画に出会い、共感と共存を分かち合って頂ければ幸いです。


緑の館 絵画を楽しむ会
代表 鈴木 和美