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吉永馨先生との出会い

私がMDRT 日本会の東北ブロック長として、ボランティア活動を推進している際に吉永馨先生と出会いました。

「全て、これからではありますが、敬老奉仕会の構想と理念が確立しているので手伝ってくれませんか」という申し出を受けました。

私は、その理念に賛同して下支えをすることをその時に決断しました。

吉永馨先生は、10年前から、ボランティア育成制度の設立を模索してきました。こうして、2006年1月に仙台敬老奉仕会が立ち上がったのです。

私も、神との約束を果たすかのように、定例事務会と仙台敬老奉仕会主催の研修会の準備をし参加することが責務となりました。

私にとって楽しみなのは、会議を終えて、ボランティア仲間と吉永馨先生を自宅にお送りするのが幸せな一時になります。そこには、何でも自由に話し会えて、何にも変えられない喜びがあります。

私は、仙台敬老奉仕会の仲間と共に、これからも吉永馨先生のご指導の基でボランティア活動を継続推進していきます。

仙台敬老奉仕会 吉永馨理事長 プロフィール

生まれ
・昭和3年 栃木県
・内科医
・元東北大内科学教授・同病院長・医学部長
・元東北労災病院院長

現職
・財団法人 宮城県成人病予防協会会長
・東北大学名誉教授
・東北労災病院名誉委員長
・NPO法人画像医学と脳健診会長

民間活動
・宮城県腎臓協会理事長
・仙台ターミナルケアを考える会会長
・宮城県骨髄バンク登録推進委員会会長

吉永 馨先生からのメッセージ

畏友鈴木和美さんと緑の館 絵画を楽しむ会      名誉会員  吉永 馨

  鈴木和美さんは「緑の館 絵画を楽しむ会」を開設されました。私もこの企画に賛同し、会員に加えて頂きました。

鈴木さんは兼ねて心に残る絵画を集めておられましたが、かねがね、それを皆様に開放し、絵画を楽しんで貰いたいと願っていました。 そもそも私が鈴木さんと出会ったのはボランティア運動を通してでした。

  私は高齢社会にあって、元気な人は介護を要する人を支え、自分が介護を要するようになったら助けて貰うという助け合う社会を作りたいと念願していました。

その思いで、特養で働くボランティアを育成するため、仙台敬老奉仕会という組織を設立しました。鈴木さんはこれを知ると、直ちに賛同し、以後、ずっと同志としてこの運動を進めています。

そうして交流が深くなるにつれ、私は鈴木さんの人柄に惹きつけられてきました。

  彼は、いろいろなボランティア活動を以前から繰り返していました。そこに東日本大震災が起こりますと、被災地に赴き、支援ボランティアを始めています。今回の緑の館開設も彼のボランティア精神の一つの現れです。

  彼はボランティアという理想、または夢の追求と、現実生活の中の健全性を併せ持っています。それが私を魅了して止まないのです。

彼自身も絵を描き、絵心が高い上に、絵画のコレクションがあり、それを無料で広く市民に鑑賞して貰うことを考えているのです。

これも一種のボランティアです。その志は貴重なものです。これを活用して、皆さまが絵画を楽しみ、心を和ませ、鈴木氏の志を思い、助け合う社会を作る力を得て頂ければと思います。

  

広く市民が彼を支え、絵画を鑑賞し、絵画を活用されることを希望いたします。